すぐ実践!ウェビナーで参加者との距離を縮める3つのテクニック
・ウェビナーにおける配信形式の種類
・双方向型ウェビナーで失敗しない!アイスブレイクのコツ
・双方向型のウェビナーで成果をあげるためのポイント
・双方向型ウェビナー開催におすすめツール「コクリポ」
・ウェビナーの録画配信で失敗しないためのコツ
・まとめ
ウェビナーにおける配信形式の種類
一口にウェビナーと言っても、配信形式によって以下の2種類に大別されます。
1.一方向型
一方向型とは、コミュニケーションを一方向にしか行えない形式のウェビナーです。つまり、主催者側が視聴者に向けて一方的に話を展開する形式を言います。質問を寄せられることもないため、主催者にとって負担の少ない形式です。
しかし、視聴者にとってはリアルタイムで見ていることのメリットがほとんどありません。また、視聴者の反応を見ながら、話の展開を工夫することも不可能です。コストは安く済みますが、やや無味乾燥なウェビナーとなってしまうでしょう。
2.双方向型
双方向型は視聴者と主催者側が双方向にコミュニケーションを取れるウェビナーの形式です。チャットやアンケートなどの機能を活用することで、視聴者はリアルタイムに質問したり意見を述べたりできます。
従来行われていたオフラインのセミナーと同じような臨場感があるのが特徴です。その分、視聴者の没入感が強くなり、話をしっかりと聞いてもらえるようになります。臨機応変な対応が必要となりますが、視聴者と深い関係を構築しやすく、商談などその後のステップに進めやすいのが魅力です。
双方向型ウェビナーで失敗しない!アイスブレイクのコツ
双方向型のウェビナーでは、視聴者に親しみを持ってもらうことが大切です。そこで、アイスブレイクのテクニックを3つ紹介します。
1.自己開示をする
相手に心を開いてもらうには、まず自分からオープンな態度を取らなければなりません。そのため、最初は自己開示を行いましょう。自己開示とは、自己紹介のことではありません。プロフィールや肩書ではなく、もっと人間的な部分で「自分はこういう人なんです」と紹介します。こうすることで、ただの登壇者ではなく、人間味あふれる一人の人物として見てもらえるようになるのです。
特に有効なのが、自分の弱点を軽く紹介することです。たとえば、ウェビナーに慣れていないのなら「実はまだまだウェビナー初心者なのですが」といった前置きをすると、視聴者の警戒心をほぐせるでしょう。また、くすっと笑える失敗談などがあれば、それで場の雰囲気を柔らかくするのも有効です。
ただし、あまりに自分の弱点を出し過ぎると、頼りない印象を与えてしまいます。不安な印象を与えないよう、軽く笑って済ませる程度にしておきましょう。
2.スタッフを参加させる
これはグループディスカッション形式の双方向型ウェビナーで有効なテクニックです。ディスカッションでは参加者が積極的に話す必要がありますが、視聴者もいきなり話し始めるのは緊張するものです。そこで、グループの中にスタッフも参加させ、その人に最初に喋ってもらいましょう。最初の一声があれば、ほかの参加者もつられて話し出しやすくなります。
3.特典を用意して、コミュニケーションを活発化させる
これもグループディスカッションで有効なテクニックです。特に、登壇者が指導者として、視聴者に知識やスキルを伝えるタイプのウェビナーに適しています。参加者に積極的な発言を促すために、特典を用意しましょう。特典といっても、高価な物品である必要はありません。
たとえば、過去のウェビナー動画を資料としてメールで配布したり、あとで個別セッションをする優先権を付与したりすると良いでしょう。また、個人単位ではなくグループ単位で特典を付与するのも効果的です。こうすると、特典を獲得するためにグループ間で対抗意識が生まれ、競い合うように活発な意見が出てくるようになります。
双方向型のウェビナーで成果をあげるためのポイント
双方向型ウェビナーではいかにして視聴者との間に信頼関係を構築できるかがカギとなります。そこで、次は信頼を勝ち取るためのテクニックを2つ紹介します。
チャット機能を活用して、参加者の疑問を解消
オフラインのセミナーならば、視聴者は質疑応答の時間に挙手をして質問できます。ウェビナーでも、チャット機能を活用すれば同じことを実現可能です。視聴者は、チャット欄に文字を打ち込んで主催者側に質問を投げかけられます。挙手をして皆の前で発言するよりも、むしろハードルが低いでしょう。
こうした質問にリアルタイムで答えられれば、視聴者は自分が受け入れられている実感を抱けます。この実感が、主催者に対する信頼感につながるのです。
ウェビナーの途中でこうして信頼関係を構築できれば、その後のアンケート回答率や商談成功率が大きく向上します。すでに顧客との関係づくりが始まっているのだと考え、丁寧に対応しましょう。
アンケート機能を活用して、参加者の情報を収集
ウェビナーツールにはアンケート機能が備わっているものもあります。これを使えば、参加者の属性や抱えている悩みなどを把握できます。
具体的には、以下のことを聞くと良いでしょう。
・個人情報
氏名や会社名、メールアドレス、役職などの個人情報です。収集しておけば今後のアプローチに役立ちます。ただし、予約型のウェビナーなら予約登録時にこれらの情報は収集しているはずなので、アンケートで聞く必要はなくなります。
・参加の目的
何を期待して参加したのか確認する項目です。これにより、視聴者が抱えている悩みや会社内での立場を把握でき、その後のアプローチに役立ちます。
・ウェビナーを知った方法
これはマーケティングの参考にするために収集する情報です。メルマガやWeb広告など、どの媒体からの参加者が多いのか分析することで集客を改善できます。
・満足度
5段階評価などで満足度を問いましょう。また、満足した点や不満点も一緒に答えてもらうと、今後のウェビナーを改善する参考になります。
項目を増やすほど多くの情報を得られますが、その分回答者に負担がかかります。あまり煩雑に感じられない量に抑えておきましょう。また、回答者には資料をメールで送付するなど、特典を与えることで回答を促すテクニックも効果的です。
双方向型ウェビナー開催におすすめツール「コクリポ」
双方向型ウェビナーを開催するには、チャットやアンケートなどの機能を備えたウェビナーツールを使わなければなりません。世の中にはさまざまなウェビナーツールがありますが、どれを選べば良いのでしょうか。
そこでおすすめなのがコクリポです。コクリポのチャット機能では、匿名でありながら、チャットの内容は全員に公開されるので、従来のセミナーのようにオープンなコミュニケーションが実現します。また、アンケート機能は、ウェビナー中、ウェビナー後に実施可能なので、ウェビナー中のリアルタイムに参加者のニーズや情報収集することが可能です。
加えて、結果集計もcsvデータで出力可能ですので、顧客分析もスピーディに実施できます。ウェビナー終了後の情報収集や満足度調査に使えるのはもちろん、視聴者の意見を募って話題を選ぶといったリアルタイムイベントならではのテクニックも使えます。
さらに、コクリポは参加者に優しい設計になっているのも特徴です。URLをクリックすれば迷わずウェビナーに参加でき、参加者に負担をかけずに済みます。使いやすいウェビナーツールを採用することで、参加者とスムーズに信頼関係を構築できるでしょう。
まとめ
ウェビナーツールを活用して、双方向型ウェビナーを成功へ!
双方向型のウェビナーでは主催者と視聴者の間にある心理的な壁を取り払うために、アイスブレイクが必要になります。自己開示などのテクニックを用いることで場の雰囲気をほぐしましょう。
また、チャット機能やアンケート機能でコミュニケーションを取ることも大切です。コクリポならこれらの機能のほか、国産ならではのサポートも充実しています。上手にウェビナーツールを活用し、視聴者と良好な関係を築きましょう。