オンラインでアプローチできる!おすすめの営業ツールを比較!
オンラインで活用できる営業ツールの種類
オンラインで活用できる営業ツールには、主に以下の2つがあります。
オンライン商談ツール
これは、その名のとおりオンライン上で商談を行うためのツールです。インターネット環境や電話さえあれば、時間や場所を選ばず利用できます。
一昔前は、営業は直接訪問によって行うのが一般的でした。ところが、近年はインターネットが普及し、必ずしも訪問する必要はなくなっています。むしろ、オンライン上で行った方が双方にとって負担が少なく、効率的にビジネスを進められます。こうしたニーズに応じ、オンライン商談ツールは登場しました。
また、特に現在は新型コロナウイルス対策の影響により、非接触型の商談としてオンライン商談ツールへのニーズが高まっています。テレワークやオンラインセミナーといったインターネットを活用するビジネススタイルが定着し、オンライン商談へのハードルも低くなりました。
ウェビナーツール
ウェビナーとは、オンラインセミナーのことです。従来のセミナーはオフラインの会場に人を集めて行うのが一般的でしたが、ウェビナーはオンライン上で実施します。
ウェビナーは、オンライン上の営業方法として非常に有力視されています。オフラインセミナーと異なり、時間や場所の制約を受けることがないからです。また、開催側にとってコストや手間が少ないだけでなく、参加者側も敷居が下がるため、双方の負担が少なくなります。実際に、アメリカではすでに一般的なインサイドセールス手法として定着しています。
そして、このウェビナーを実施するためのITツールがウェビナーツールです。動画配信やアンケートなど、オフラインのセミナーに劣らない高品質なウェビナーを行うための機能が搭載されています。
オンライン営業ツールの選び方
オンライン営業に使えるツールにはさまざまな製品があります。しかし、不適切なものを選ぶと営業の質が落ち、ビジネスチャンスを逃しかねません。そこで、以下の点に留意して自社に合う営業ツールを選びましょう。
・接続可能人数
ツールによって一度に接続できる人数が異なります。集客の規模に合わせて選びましょう。
・参加方法
参加者が営業ツールにアクセスする際、少ない手間で済む製品を選びましょう。たとえば、アカウント作成やアプリインストールの必要がなく、URLをクリックするだけで良いような製品が理想的です。
・各種機能
営業ツールには、チャットや録画など、営業活動を効率化する機能が備わっています。自社の営業スタイルに合わせて、必要な機能を搭載したツールを選びましょう。
・多言語対応
オンライン営業の強みの1つは国外にもアプローチしやすいことです。海外向けに営業をするのであれば、多言語に対応したツールを選びましょう。
オンライン商談で活用できる!おすすめの営業ツール
オンライン商談に使える営業ツールには、具体的にどのような製品があるのでしょうか。そこで、おすすめの製品を紹介します。
bellFace
ベルフェイス株式会社が提供。リリースから5年で、3,000社以上もの企業に導入された実績を誇ります。電話を使ったオンライン営業ツールであるため、インターネットに苦手意識がある方でもスムーズに使えるのが特長です。インターネット回線の調子が悪くても、通信が途切れる心配はありません。そのほか、名刺交換やマーカー同期などの機能が充実し、対面での営業で行われる作業をオンライン上で実施できるのも魅力です。
B-Room
株式会社Bloom Actが提供。リリース半年で500社以上の企業に導入された製品です。インターネットブラウザだけで利用でき、アプリをインストールする必要はありません。URLの送付あるいはワンタイムパスワードを知らせるだけで相手を招待できます。さらに、B-Roomは高音質・高画質が特長。端末に最適な通信方式で接続され、瞬断することのないやり取りを実現します。
SHOWBY
株式会社かんざしが提供。月額1,980円から使い始められる手軽さが魅力で、5,000以上のクライアントに利用されています。画面共有やチャットといった、商談に必要な基本機能を一通り揃えているほか、LINEやチャットワークと連携した通知、シフト管理、ユーザーのグループ分けといった管理機能も充実しています。また、90日間の無料トライアルが提供され、導入前に使用感を確認できます。
Whereby
Wherebyが提供。インターネットブラウザで利用可能な製品です。ワンクリックで参加できる手軽さと、画面共有や録音、チャットなど充実した機能を特長とします。Android・iOSのスマートフォンにも対応しているため外出先からの利用も容易です。また、最大4人までは無料で利用可能。5人以上で利用したい場合は有料プランに移行する必要があります。
meet in
株式会社meet inが提供。ログインやアプリのインストールが不要な国産営業ツールです。専用のURLを発行し、それを相手に送付してクリックしてもらうだけで済みます。資料共有や議事録、名刺表示、契約書捺印など、ビジネスシーンで求められる機能が豊富です。さらに、国産ツールならではの特長として、サポートが充実しています。
ビデオトーク
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が提供。SMSを利用してURLを送信することで相手を招待できるため、電話番号さえ分かれば済み、メールアドレスを知らなくても良いのが特長です。また、スマホのアウトカメラ機能を使うことで、相手が置かれた状況を映像で把握可能。商談のほか、カスタマーサポートや見積もり、物件内見などにも使えます。
ウェビナーで活用できる!おすすめの営業ツール
続いて、ウェビナーで活用できるおすすめの営業ツールを紹介します。
コクリポ
株式会社コクリポが提供。ウェビナーに特化したシステムであり、参加者の予約管理やアンケート、チャット機能などウェビナー開催の前後もケアできる機能が搭載されており、操作画面がわかりやすくできるのが特長の製品です。初月無料で提供され、使用感を確認できます。また、国産ツールとしてサポート体制も魅力。操作マニュアルが充実しているのはもちろんのこと、無料期間中にはWebにて導入までのご相談会が提供され、システム選定のサポートを受けられます。
LiveOn
ジャパンメディアシステム株式会社が提供。高い稼働率と優れた音質・画質が魅力の製品です。独自技術によって音声の遅延や音切れを防ぎ、インターネット環境が良質でない場合にも円滑なやり取りを実現します。また、画質はフルHDで、臨場感のあるウェビナーを実施できます。さらに、AESによる高度な暗号化や独自プロトコルによる通信内容の保護など、セキュリティも万全です。
ネクプロ
株式会社ネクプロが提供。オフラインのセミナーとウェビナーを組み合わせるマーケティングツールです。オフラインで開催されるイベントをWeb上で同時中継することで集客の幅を拡大します。単にウェビナーを開催できるだけでなく、リード管理機能や視聴履歴分析、キャンペーン管理など、マーケティングを総合的に支援する機能を備えています。
Zoomビデオウェビナー
Zoomビデオコミュニケーションズが提供。通常のZoomミーティングはWeb会議システムとして知られていますが、ウェビナー用にZoomビデオウェビナーも提供されています。ライブ配信だけでなく、オンデマンド型のウェビナーにも対応。また、主要CRMやMAツールと連携することで、マーケティング活動を効率化できます。
V-CUBE セミナー
株式会社ブイキューブが提供。年間5,000件もの配信実績を誇るクラウド型動画配信サービスです。日本語・英語・中国語(簡体字・繁體字)・タイ語・インドネシア語に対応しており、グローバルなビジネスで営業ツールとして活用できます。また、サポートが充実しているのも特長です。専門スタッフが各種配信業務についてフォローを実施するため、ウェビナー配信のノウハウがなくても心配は要りません。
Adobe Connect
アドビ株式会社が提供。プロモーションやキャンペーン管理、CRMとの連携などマーケティングを支援する機能が豊富なウェビナーツールです。動画やドキュメント、チャットなどさまざな媒体を用いて参加者と主催者がコミュニケーションを取れます。また、この製品はウェビナー以外にeラーニングにも使えるなど、用途の幅が広いのも魅力です。
Cisco Webex Events
シスコシステムズ合同会社が提供。高画質で通信でき、マルチメディアを活用して多様な形態のコミュニケーションを図れます。また、テンプレートを使用した招待状によるスムーズな招待から、リマインダ・フォローアップメールの自動配信まで、ワンストップで支援。参加者と密なコミュニケーションを取ることで成約率を向上させられます。
まとめ
オンラインで活用できる営業ツールを導入してみよう
かつては対面で行うのが当たり前だった営業活動が、今ではオンライン上で行うのが一般的になりつつあります。オンライン商談ツールやウェビナーツールを適切に活用することで、これまでにないスムーズなやり取りが実現するでしょう。
営業ツールの選定時には、必要な機能を洗い出すほか、参加者にとって負担の少ない製品を選ぶことが大切です。自社に最適な営業ツールを導入し、商談を成功へ導きましょう。