【保存版】人が集まらないオンラインセミナーの共通点!見直すべき集客方法とポイント
オンラインセミナーにおける集客の課題
オンラインセミナーはオフラインと比較し、参加のハードルが低いのが魅力です。そのため、オンラインの方が多くの参加者が見込めると考える人も少なくありません。
ところが、現実にはオンラインセミナーにした途端、参加者が減ることがあります。代表的な理由は以下のとおりです。
・魅力を感じない
人は、自分がよく知らないことに対してあまり魅力を感じないと言われています。そのため、オンラインセミナーという新たな形式になったことで、関心が薄れてしまうのです。
・利用方法が分かりづらい
こちらも新しい形態だからこそ生じる問題です。参加方法や視聴方法について、特に普段から動画コンテンツの利用に慣れていない人にとってはハードルが高く感じられます。
・宣伝が不十分
オンラインセミナーには、オンラインセミナーに適した集客方法があります。オフラインとは異なる手法を試さなければ充分な集客効果は見込めません。
オンラインセミナーの集客方法
では、オンラインセミナーではどのような集客方法を採用すれば良いのでしょうか。
1.SNSで発信する
SNSは今や強力なビジネスツールとなりました。多くの顧客に直接アプローチできるため、集客方法としてこれを採用しない手はありません。オンラインセミナーのWeb上で行うという特性上、すぐに詳細ページなどへ案内できて相性も良いと言えます。
ただし、闇雲に情報発信すれば良いわけではありません。ターゲットを絞り、顧客の心に響く形で発信する必要があります。
たとえば、アカウントは取り扱うコンテンツを絞って運用しましょう。雑多な情報を発信するアカウントではターゲットがぶれてしまいます。オンラインセミナーやそれに関連する情報だけを取り扱う専用アカウントを作りましょう。
また、どのSNSを使うかも重要です。たとえば、Facebookはビジネスパーソンの利用率が高いとされ、BtoBビジネスの集客に適しています。一方、Twitterは比較的若年層が多く、BtoCの集客に向いていると言われています。
2.Web上に広告を掲載する
Web広告はオンライン上の集客方法としてはメジャーで強力です。検索エンジンの検索結果で表示されるリスティング広告や、一般的なWebサイトのページ内に表示されるバナーなど幅広い種類の広告があります。短期集中的に集客できるため、オンラインセミナーの集客とは相性が良いと言えます。
Web広告はSNSの運用と異なり費用が掛かるため、躊躇する人もいるかもしれません。しかし、そもそもオンラインセミナーはオフラインよりもコストが少ないのが特徴です。開催自体にお金がかからない分、集客にコストを投じると考えましょう。
ちなみに、Web広告は効果測定ができます。どの程度の費用を投じて、何人が広告をクリックしたのか、結果的に集客効果がどれくらいあったのかなど、客観的な数値として把握できます。データを基にして継続的に改善を図れば、やがて少ないコストでも充分な集客効果を上げられるようになるでしょう。
3.メルマガを配信する
メルマガは他の集客方法と異なり、ダイレクトにアプローチできるのが特徴です。こちらが好きなタイミングでメルマガを送り、情報を伝えられます。手軽かつ確度も高いため、非常に有力な集客方法と言えるでしょう。
ただし、メルマガを送るにはメールアドレスを知っておく必要があります。これまで開催してきたセミナーや、Webサイトの問い合わせフォームなどから収集したアドレスを有効活用しましょう。
また、メルマガは集客方法としてだけでなく、その後の関係構築にも役立ちます。定期的な情報発信などで商品・サービスの購入意欲を高め、受注につなげるのです。長期的な目線で見ても有益な方法と言えるでしょう。
ちなみに、メルマガはマーケティングオートメーションツールなどを使えば自動化できます。事前にシナリオを設定しておけば、後はツールが適切なタイミングでメルマガを配信してくれます。
4.集客代行サービスを活用する
オンラインセミナーの集客は、必ずしも自社だけで行わなければならないものではありません。集客代行サービスを利用すれば外部に委託できます。サービスによっては、集客にとどまらずセミナーの企画から当日の運営、さらには効果測定までワンストップで提供しているケースもあります。自社にまったくノウハウがなくても、集客代行サービスの力を借りればオンラインセミナーを開催できるのです。
もちろん、集客だけを任せる使い方も可能です。その場合はコンテンツ作成により多くのリソースを投じられるようになり、質の高いオンラインセミナーが実現するでしょう。
ただし、さまざまなサポートを受ける分、費用は高額になります。また、基本的に集客代行サービスはBtoBビジネスを対象としています。BtoCのオンラインセミナーを開催したい場合は、集客代行業者を探すのに苦戦を強いられるかもしれません。
オンラインセミナーの集客効果を高めるポイント
続いて、オンラインセミナーの集客効果を高めるコツを3つ紹介します。
インセンティブを設定する
オンラインセミナーの参加者にインセンティブを付与することで、集客効果を高められます。人はお得な特典があることを知ると、それを逃すのは損だと考えるからです。
以下の点に留意して適切なインセンティブを設定しましょう。
・オンラインセミナーの内容
どれほど魅力的なインセンティブでも、オンラインセミナーとまったく関係がなければターゲットがぶれてしまい、集客効果が下がります。セミナー内容に関する無料のレポートや動画コンテンツなどが一般的です。
・魅力を伝えること
独自のインセンティブを設定した場合、しっかりと魅力を伝えなければ欲しいと思ってもらえません。そのインセンティブによって参加者は具体的に何を得られるのかにフォーカスし、メリットを強調しましょう。
ちなみに、より魅力的なインセンティブにするには、特別感を出すのも有効です。配布期間や数量などを限定することで参加を後押しできます。
セミナー参加までの流れをスムーズにする
参加に伴うちょっとした手間が意欲を下げることがあります。「簡単そうだから参加してみよう」と思う人に対して負担を強いると、「じゃあいいや」とすぐに離脱されてしまうのです。
そのため、参加の手続きは可能な限り簡略化しましょう。入力事項が少なく、短い時間と簡単な操作で手続きが完了するようにします。そのほか、セミナーの内容や参加日時といった情報も、分かりやすく提示しましょう。
また、オンラインセミナー特有の問題として、ツールを使う手間にも気をつけなければなりません。アプリのダウンロードやアカウント作成などの手間を極力排除し、簡単に視聴できるツールを選ぶと良いでしょう。
複数の企業と合同セミナーを開催する
同じようなセミナーを何度も開催しても、思うように集客はできません。常に新しいコンテンツを提供することで顧客の興味を惹きつける必要があります。
そこで実施したいのが、複数の企業との合同セミナーです。他社と共同で行うことで、必然的にセミナーの内容は変わります。コンテンツ自体はもちろん、話の展開方法や課題に対する着眼点、セミナー中に行うアンケートや質疑応答といったイベントなど、企業によってセミナーの持ち味が異なるからです。
さらに、合同セミナーを行うと顧客の幅も広がります。共同開催する企業が持つ顧客リストへもアプローチできるからです。その中の一部でも、新しく自社に興味を抱いてくれれば大きな成果と言えるでしょう。
ただし、共同開催する企業は競合関係にないことが大切です。むしろ、お互いのサービスや商品を組み合わせることで、より高い価値を実現できるような関係が理想と言えます。
まとめ
オンラインセミナーで集客を行い、リードを獲得しよう
オンラインセミナーは集客が課題になりがちです。以下の手法を活用し、オンラインセミナーならではの集客に強くなりましょう。
・SNSの活用
・Web広告の出稿
・メルマガ配信
・集客代行サービス
(集客効果を高める3つのポイント)
・インセンティブの設定
・セミナー参加に伴う負担の軽減
・複数企業との合同セミナー開催
以上を踏まえ、効果的に集客を行いましょう。