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【初心者おススメ!】ウェビナー開催のネットワーク環境チェックの方法とは?

 
 

 
 

ウェビナーへは様々な人が、いろいろなネットワークを使って参加します。ウェビナーを開催する方、ウェビナーに参加する方の双方にとって、ネットワークの仕組みを理解しておくことはとても重要です。

ネットワークってなんだか難しい・・・と感じている方もいらっしゃるかと思いますが、ご安心ください。これから挙げる3つのポイントを抑えておけば、あなたのウェビナーの安定度は格段に増すはずです。

 


 
 

ウェビナー開催の推奨環境って…?

ウェビナーツールには「推奨環境」というものがあります。「推奨環境」とは、ウェビナーツールの提供会社が、「この環境で利用してくださいね」とお願いしている環境が明示されているものです。

ウェビナーを開催または参加する場合には、この「推奨環境」を満たすことがとても重要です。コクリポの推奨環境はこちらに記載しております。

なんだか難しい言葉が並んでいますね。ウェビナーを実施する担当の方が、推奨環境を理解して準備をするのは骨が折れると思います。会社でウェビナーを行う場合には、システム担当の部署に設定の確認をしてもらいましょう。個人でウェビナー行う場合には、詳しい人に聞いてみましょう。

推奨環境をチェックするうえで重要なことは主に2つです。

 

・セキュリティ設定により、通信が阻害されていないか
・ネットワークの速度と安定度は十分か

 
では、具体的に確認すべきポイントを確認していきましょう。
 
 

セキュリティ設定により、通信が阻害されていないか

ネットワークは高速道路に例えると分かりやすいです。セキュリティ設定とは、高速道路の制限速度や交通規制みたいなものです。セキュリティ設定により、データの送受信速度をコントロールされていたり(速度制限)、ツール側のサーバーまでのデータの通り道が塞がれてしまっている、または制限されている(交通規制)場合があります。

セキュリティチェックがかかった場合、例えば、ウェビナー入場のURLが開かない、音声が聞こえない等のトラブルが発生する場合がありますので、会社のネットワークを使用する場合には、必ず、会社のシステム担当の部署に確認をしておくようにしましょう。

 

ネットワークの速度と安定度は十分か

ネットワークの速度と安定度は、高速道路で言うところの渋滞のしやすさみたいなものです。渋滞のしやすいネットワークって何でしょう?渋滞が起こりやすい環境は下記の例をあげています。
 

・会社の共有ネットワーク
・カフェなどのフリーWI-FI

 

いろいろな人が共有するネットワークの場合、時間帯や使用状況の影響を受けやすくなっていることがあります。また、ネットワークの速度は速いのですが、速度が安定しないネットワークという場合もありますので、共有ネットワークを使用してウェビナー開催を実施予定の方は要注意です。

なぜなら、主催者、共同主催者が同じネットワークを活用し、近距離でウェビナーを配信・視聴しようとする場合、ネットワークが混線し、音声などがハウリングを起こす可能性があります。ウェビナー開催をより安定させるためには、主催者、共同主催者はそれぞれ単独の回線を使用し、トラブルリスクを回避しましょう。

そこで、ウェビナー開催前に使用するパソコンの、回線速度を計測しておくとおススメします。『回線速度 無料』などで検索していただくと、いくつかサイトが出てくると思うので、ご自身の気に入ったサイトで計測いただいて問題ありません。

試しにこちらのサイトを利用してみましょう。こちらのサイトでは、ダウンロードやアップロードスピード、ping、Jitterも測定できるGATE 02のインターネット回線測定ツールです。法人用回線10Gbpsまで対応、ご利用されている様々な通信環境での速度測定が可能です。

 
インターネット回線スピードテスト
 
リンクにアクセスすると、このような画面が表示されます。
 

 
測定開始をクリックする。
 

 
1分もかからないうちに程度計測が終了しました。終了すると、ご自身のPCのネットワーク回線速度が表示されます。DOWNLOAD、UPLOAD部分が回線速度の上り、下りを表しています。
 

ちなみに、コクリポで推奨しているウェビナー主催者のネット回線速度は、ウェビナー主催者下り1Mbps以上、上り256kbps以上、参加者は、必須:下り1Mbps以上、上り3Mbps以上、推奨:下り1.5Mbps以上、上り5Mbps以上です。

注意点として、この回線速度が一時的ではなく、持続的に速度が得られるインターネット回線であるということを考慮しましょう。

 
 

もしもの時の予備ネットワーク

 

ウェビナーの実施において、ネットワークの安定性は非常に重要です。しかし、このネットワークというものは、常に最高のパフォーマンスを発揮してくれるわけではなく、日々調子が変動するものなのです。※詳しく知りたいという方は「ベストエフォート」という言葉を調べてみてください。

例のごとく、高速道路に例えますと、高速道路は土日祝日やイベント等の特別な日には混み合いますよね?また、雨の日や雪の日は走行スピードが遅くなるものです。ネットワークも同じように、回線速度や安定度は刻一刻と変化しています。このネットワークの特性を理解しておいてください。

ウェビナーを実施する際は、必ず予備の回線を用意しておきましょう。

コクリポでは、出来る限り有線LANでの配信をおススメしておりますが、この有線LANも場合によっては調子が悪いことがあります。そんな時は、予備の回線に切り替えましょう。

予備の回線とは、
・ポケットWiFi
・スマホのテザリング
などです。

ポケットWiFiやスマホのテザリングは、ウェビナーの配信には通信速度や安定感が十分ではないことがあります。そんな時は、

・カメラをOFFにする
・動画配信はやめておく

といった工夫をすると良いです。

 


 
 

冷静に状況を把握する

ウェビナー実施中にネットワークトラブルが起きたらどうしよう・・・と不安に思われる方も多いかと思います。もちろんネットワークトラブルは起きて欲しくないですし、ツールを提供している側の弊社も、出来る限り安定した配信ができるよう日々努力をしております。

しかしながら、個々が様々な視聴環境で参加するウェビナーの場合、例えば200人の参加者の方がいるウェビナーを開催したときに、200人全員が完璧な品質でトラブルなく視聴できるか、と言われるとなかなか難しいものがあります。

そこで、ネットワークトラブルが疑われる事象が起きた時の対処を準備しておくことが重要となります。

トラブルが起きた時は、以下のポイントをチェックしましょう。

トラブルはどれくらいの参加者に発生しているか?

トラブルが参加者のうちのどれくらいの割合で発生しているか、を把握することは非常に重要です。

【参加者の半分以上に発生している場合】

この場合は、主催者側のトラブルが疑われます。ネットワークを予備のものに切り替えてみましょう。ネットワークを切り替えても改善しない場合、ご利用の機器の問題の可能性もあります。ご利用のPCを再起動してみる、別のPCから配信してみる、といった対応をしていただくと、問題が解消する可能性があります。

ただし、問題の発生している参加者が全員同じ会社の方々で、同一回線を使用しているような場合もあります。そのような場合には、参加者側の問題の可能性も考えられますので、状況を冷静に見極めて判断しましょう。

 

【一部の参加者のみに発生している場合】

この場合は、うまく視聴できていない参加者側のトラブルが疑われます。参加者の方にチャット等で対処法を案内してあげましょう。ウェビナーはLIVE配信ですので、その場でセキュリティや端末の設定を確認したり、問題の原因を調査することは難しいです。すぐに対処できる方法を案内してあげることが重要です。

例えば、

・ご利用のネットワーク回線をポケットWiFiやテザリングに変更してみてください
・視聴端末をスマホやタブレットに変更してみてください

といった案内が最も早い解決策だったりします。

その他に、ブラウザの再起動や端末の再起動をすると、問題が解消することがあります。

 
 

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