初心者でも簡単に扱えるツールを探してコクリポを導入。
練習を重ね、本番を成功させることができました。
一般社団法人 CC-Link協会様
- IT・情報通信業
- リード獲得
- CS
- 商品説明会
- 勉強会
- 51人〜100人
産業用ネットワークCC-Linkファミリー(※)の普及活動を展開するオープンネットワーク推進団体。「日本発&初のフィールドネットワークCC-Linkを、世界のオープンネットワークへ」を合言葉に、2000年11月に設立。以来、本部を置く日本をはじめ、世界の11地域に活動拠点を開設し、会員数は約4,000社に上ります。主な活動としては、CC-Linkファミリーの技術仕様策定やコンフォーマンステストの実施、CC-Linkファミリーを活用した機器や装置の開発サポート、ユーザーの機器選定支援、CC-Linkファミリー普及のためのグローバル規模での各種広報活動などを行っています。
※CC-Link、CC-Link IE、CC-Link IE TSNなど、CC-Link協会が推進する各種プロトコルの総称
HP:https://www.cc-link.org/ja/
CC-Link協会とは:https://www.cc-link.org/ja/clpa/index.html
CC-Link協会の活動:https://www.cc-link.org/ja/clpa/activities/index.html
設立20周年特設ページ:https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/special/mo201203/index.html
コクリポを選んだ理由
・お試し利用できるフリープランがあり、トライアル障壁が低かったこと ・ウェビナー配信に特化している点 ・価格
導入後の効果
導入前の課題
コロナ禍がきっかけで、協会会員の方に向けて行っていた従来の対面型セミナーや展示会の開催が難しくなったこと
導入後の効果
全国から集客できるウェビナーのメリットにより、ご参加者数が約2倍に増えました。
どのようなウェビナーを開催されていますか
CC-Linkファミリー(※)をご利用のお客様やCC-Linkファミリー対応製品を開発する企業のお客様向けに、産業用ネットワーク「CC-Linkファミリー」をご紹介するウェビナーを開催しています。
※工場で稼働している機器同士をデジタルの通信技術を用いて接続するネットワーク
ご参加いただくお客様は、当協会に会員登録をしていただいている一般企業の方々です。例えば自動車を製造するメーカー様や医薬品・化粧品などを製造する会社様など、製造業に係わるあらゆる企業様を対象としており、工場の設計・保守・設備などを担当されている現場クラスの方から、購入・導入を決定する経営層の方、ネットワークの開発担当者様など、職種も様々です。30代~60代の幅広い年齢層の方に、全国からご参加いただいています。
コクリポを導入されるまでの経緯を教えてください。
従来は、協会会員の方に向けてCC-Linkファミリーに関するセミナーや展示会を開催し、ネットワークや関連製品のご紹介を行っておりましたが、コロナ禍をきっかけにそれらが難しくなりました。
全国各地で予定していた会場を借りて行う対面型セミナーが、2020年の2月~3月には全て中止になってしまったことから、オンライン開催への切替えが急務となり、ウェビナーツールの検討がスタートしました。
今まで全くウェビナーを開催したことがなかったので、「このツールでは何ができるのか?」「開催までの段取りは?」「どのツールが我々のウェビナーに最適なのか?」など、全てが手探りの状態でした。そんな中、ツールの調査から始まり、ツールの機能、コスト比較など、複数社を比較検討しテスト配信を実施するまで、2020年3月の検討開始から2020年10月の1回目のウェビナー開催までには、実に8か月もかかりました。
コクリポを選んでいただいた決め手は何でしたか?
無料のお試し期間があったことです。自分たちでどんなウェビナーツールがあるのか調べていく中で、開催に関する全てをお任せできるウェビナーBPO会社様や、ツール単体で契約できる会社などがあることはわかったのですが、コストは数千円から100万円近いものまで本当に幅広かったですし、どのツールが我々のやりたいウェビナーに適しているのか、なかなかベストなツールが見つけられずにいました。
とにかくまずは1回目を行ってみよう!と、1回の開催につき50万~100万円のお見積りをいただいた大手さんに依頼することも検討しましたが、成功できるかどうか不安が残る中、高額な投資をするというのはやはり怖かったです。結局、依頼はしませんでした。
何とか自分たちだけで開催できないか?と思案を続けていた時にコクリポ主催の無料ウェビナーに出会い、「ツールを1か月無料で試せる」というご案内があったので、まずはやってみよう!と契約をしたのが始まりです。
実際に使ってみた最初の印象はいかがでしたか?
複雑で多種多様な機能があるツールよりも、ウェビナー配信に特化している点がコクリポはとても使いやすいと感じました。まったくの初心者でも、何度かテストや練習を行うことで、自分たちでウェビナー開催をすることができるようになりました。
普段どのような体制で運営されていますか?
3人で分担して運営しています。1人目が司会進行と講師、2人目がチャット担当、3人目は参加者として入場し、お客様目線で配信品質の確認や進行チェックを行っています。
事前の段取りや練習を大切にしており、本番さながらの環境で、3人の連携の確認として練習を行い、参加いただく皆様にご満足いただけるよう細部まで注意して準備するようにしています。
共同主催者機能を使った共催ウェビナーもご開催されたとお伺いしました。
そうですね。昨年末にコクリポの機能改善により、共同主催者の人数が5人まで増やせるようになりましたので、その機能を利用し、2021年2月に3社共催のウェビナーを開催しました。
共催する企業の方によっては、他のウェビナーツールの使用には慣れていても、コクリポは初めてという方も多いです。テストウェビナーを作成し、1回目の練習ではツールの使い方(ボタンの説明や画面共有方法など)のレクチャーを中心に行い、2回目は本番を想定した具体的なテストを行いました。やはり、ウェビナーの成功には練習やテストは欠かせません。おかげで大きなトラブルやミスなく、70名というこれまでで一番多い参加者の方をお迎えしたウェビナーを成功させることができました。
ウェビナーのメリット/デメリットについてはどのようにお感じですか?
場所や時間に限定されないこと、ネット環境とパソコンがあれば参加できるという手軽さは大きなメリットですね。ウェビナーを導入する前は、北は青森、南は鹿児島まで全国各地の会場を借りてセミナーを行っていましたので、諸々の準備や開催にかかるコストが下がったことも嬉しいです。しかし、対面型セミナーや展示会では製品の実物をお見せしながらご案内ができましたので、その点に関してはデメリットです。触っていただけない、という点をどうクリアしていくかは、今後の課題と捉えています。ウェビナーと対面型セミナー、どちらにもメリット/デメリットの両方があると思いますので、使い分け・住み分けや、それぞれの企画の立て方が重要になってくるかと思います。
チャットとアンケートの活用法について教えてください。
講師・司会はウェビナーの本題に集中し、チャットでいただいた質問に関しては、チャット担当が専任で返答を行っています。講師がリアルタイムでチャットに回答すると、どうしても本題からそれてしまい、皆様が集中しづらくなってしまうという懸念があります。チャットには、「音が聞こえない」「映像が見えない」などのトラブルに関するものを中心に書き込んでいただくようご案内し、本題に関するご質問は、ウェビナー後のアンケートにまとめてご記入いただけるよう、誘導を行っています。
ご質問の意図や背景をきちんと理解したうえで回答をさせていただきたいため、チャットで簡単に回答させていただくのではなく、後日に改めてメールで丁寧な返答を行っております。
今後は、ウェビナーと対面型セミナーをどのようにご活用される予定ですか?
コロナ禍が収束した後も、一つのセミナーの手法として、今後もウェビナーを継続していく予定です。
前述したように、両方にそれぞれメリット/デメリットがありますので、ハイブリッド的なウェビナーも良いのでは?と計画中です。対面型セミナーをウェビナーで同時配信する、という手法です。今は完全にウェビナーのみですが、コロナ禍の状況が変わってきた際には、ぜひやってみたいと検討しております。
ーーありがとうございます。