どんなウェビナーを開催されていますか？

投資経験があまりない方や、Fundsのご利用を検討している方を対象に、Fundsの特徴や仕組み、メリット・デメリットなどについて解説するウェビナーを開催しています。

リアルセミナーとの一番の違いは何でしたか？

リアルセミナーでは、皆様の顔を見ながら、「集中して聴いてくれているな」「飽きてしまっているな」等、視覚情報に頼って話をしているので、ウェビナーの場合はその手応えがなくて難しいと感じました。初回でそこに1番苦労したので、2回目からは完全に意識を切り替えましたね。「いつも（リアルの）セミナーをやっているから大丈夫だろう」と思って臨むと、勝手が違うので結構戸惑うと思います。これから初めてウェビナーをやる方に教訓としてお伝えするのであれば、「1回は必ず練習しておいた方がいい！絶対です。」

他のツールから乗り換えをされた際の一番の決め手は何でしたか？

一度、参加者としてコクリポのウェビナーを受講したことがありました。ユーザーの立場に立った時に、まず、直感的でわかりやすいと思いました。電車での移動中だったのですが、特に複雑な操作をしなくても勝手にウェビナーが始まって、ストレスなく参加できるイメージが得られたというユーザー体験が決め手になりました。

参加されたお客様からの反応はいかがでしたか？

ウェビナーであっても、リアルセミナーと同様にお伝えしたいことをご理解いただけていることが多く、安心しています。ウェビナー後のアンケートには、「質問にも丁寧に、しかもリスクもしっかりと言っていただき理解できました」「わかりやすくご説明いただき感謝いたします。サイトに掲載されているよくある質問なども見て理解をし、投資の一つとして活用できたらと考えています。良質な商品の増加に期待しております。」など嬉しいお言葉をいただいています。顔が見えないウェビナーでも、チャットにいただいた質問に真摯に対応していくことで、このような良いご意見をいただけるという点は、想定していなかった大きなメリットでしたね。

ウェビナーでのちょっとしたコツを教えてください。

慣れないうちは、話すこと、コンテンツにとにかく集中すること。同席している他のメンバーが急にヒソヒソ話をしていると「あれ、何か違うこと言っちゃったかな」「トラブルかな？」「チャットに困った質問でもきたのかな？」など色々気になってしまうので、そういった周囲の状況を一旦意識から外すということはしています。これだけでずいぶんやりやすくなりました。

チャット活用の上で、工夫されている点はありますか？

まず、講師はチャットを見ないようにしています。ウェビナーをやり慣れている人であれば、その場ですぐ回答ができると思いますが、まだ慣れていない人がチャットを意識してしまうと、想定外の質問が来た場合、そこに意識を持っていかれて上手く話せなくなってしまいます。そのため、質疑応答のコーナーを切り分け、後でまとめて回答するようにしました。また、共同主催者を設定して、別の社員がチャットの質疑応答に対応する体制を取ることもあります。

答えにくい質問をいただいた際は、どのようにご対応されていますか？

まず、時間の都合ですべての質問に答えられないという説明はしています。そのうえで、その場で対応したほうがよい質問を選定して口頭で回答します。これはセミナーの時間内に回答が難しい、という質問に対しては、チャット上で「別途メールで回答します」という対応を想定はしていますが、今のところほぼその場で即答できていますね。

どんな方にウェビナーの開催をお勧めしたいですか？

当社と近いご業界の方は合うと思います。フィンテック系の資産運用サービスなどは、対象となるユーザー様が幅広く全国にいらして、自社の商品、サービスをできるだけ多くの方に紹介したいというニーズがありますよね。そのニーズと、ウェビナーの効率性はとても合うと思います。

普段の配信環境を教えてください。

macbook pro1台のみで、カメラとマイクも内臓のものを使用しています。
特に特別なライティングは用意せず、会社の通常の照明で配信を行っています。

――――――2019年9月より長きにわたりご利用いただいているファンズ株式会社様。
BtoCでのウェビナーご活用術をお教えいただきありがとうございました。