導入事例

地方の小さなクリニックや施設の方にも情報を届けられるように!
ウェビナーならではのメリットを日々実感。

一般社団法人TOUCH様

  • 医療/福祉業
  • 勉強会
  • 6〜20人

摂食咀嚼嚥下障害・誤嚥性肺炎の発症を予防するために必要な知識や技術について、口の機能障害を持つ方に関わる全ての方に向け、口腔生理学や音声生理学の理論に基づいた指導・支援を行う。
「口から食べる」機能を維持し、言葉によるコミュニケーションを確保することは、生命維持のためのみならず、生涯を通して尊厳ある人生を全うしていただく上で不可欠、との想いから、人としての尊厳を守るケアを提供できる人材の育成を行っている。

HP:http://www.touch-sss.net

コクリポを選んだ理由

・無料試用期間があり、トライアル障壁が低かったこと
・サポートに信頼が持てる

導入後の効果

導入前の課題

動画配信サービスでは相手の反応がリアルタイムにわからず、講義するモチベーションを高く保つことが難しかった

導入後の効果

チャットとアンケートをフル活用。双方向コミュニケーションにより「相手に伝わる」講義ができるように!

どんなウェビナーを開催されていますか?

摂食咀嚼嚥下障害・誤嚥性肺炎の発症を予防するために必要な知識や技術について、理論に基づいた実践方法を有料ウェビナーで紹介しています。この分野は急性期病院のお医者様や医療職の方向けに限ったセミナーが多く、現場で日々介護に従事されている方にまではなかなか届いていないのが実情です。そのため、私は老健施設のスタッフやそのご家族、障害のあるお子さんが通われる学校の先生などを対象とし、多様な手技私の著わした出版物を基に、テキストに沿った講義を皆様にウェビナーでご紹介しています。ご参加者の年齢層は30代~70代と幅広く、時には「先生、ブラウザって何ですか?」というご質問をいただくこともあるくらい、ウェビナーに馴染みのない方々にも多数ご参加いただいています

一般社団法人TOUCH 代表 舘村卓様

ウェビナーの利点はどんなところですか?

参加者の方に、1対1で家庭教師から教わっているような感覚を持っていただける点です。聴診器や内視鏡を利用した手技を見せる際、リアルセミナーだと、遠いので細かい部分が伝わりにくかったんです。ウェビナーだとカメラに向けて大きく見せることができるので、目の前で手技を見ている感覚で参加できる、と大変好評です。

コクリポを選んだ決め手は何ですか?

無料試用期間があって抵抗なくスタートできたことと、サポートへの信頼です。

他のツールは、契約しないと使えない・質問をしても、回答メールの行間から「面倒だな」という感情が見えるなど、信頼できないものが多かったです。その点、コクリポは、本当にクライアントのことを考えて対応しくださっているのが伝わってきました。

コクリポ主催のウェビナーで質問をした際も、内容から悩みを推察してくださった上で回答してくれるなど、いつも親切です。質問メールを送っても、返答が早いですね。その点が、やはり決め手となりました。

ウェビナーに切替え後は開催回数が2倍になり,これまでは経費に消えていた収益が1.6倍になったと伺いました。

コクリポはコストパフォーマンスが本当に高いですよね。

リアルセミナーでは、地元の商工会議所や大学施設を利用することが多かったので、希望の日時に予約が取れない点や、学会と重なるとお客様がそちらに流れてしまい集客ができない点で大変苦労しました。また、金銭面はもちろん、人員確保の労力や数か月前からの準備の負担も非常に大きかったです。その割に、収益については思うように得られませんでした。

ウェビナーの場合、これらの労力と会場費・人件費が抑えられる上、これまで郵送していたDMや事前資料も、HPにURLを貼って見ていただくだけで良いですし、PCかスマホさえあればどこからでも参加していただけます。

これまで出張で地方都市を回りセミナーを行ってきましたが、どうしても地方の田舎町1つ1つまでは回れませんでした。口コミで私のウェビナーが広まり、地方の小さな小さなクリニックさんや老健施設さんにも参加いただけるようになったことも、ウェビナーならではの嬉しい点ですよね。

ウェビナー中のちょっとしたコツを教えてください!

やはりチャットとアンケートをどう活用するかですね。最初にしっかり笑いを取って(笑)質問を引き出します。大阪の人間ぽいでしょ(笑)例えばアンケ―が4択という事を逆手にとり、4択以上の質問をしてみる。そうすると、(恐らく笑いながら)チャットに回答を書いてくれるんですよ。慣れていただければ、パパパっと質問が入ってくるようになります。あとは、直接ウェビナーに関係のないアンケートでリラックスしていただくのもいいですね。

アンケートは、講演内容のクイズ出題に使っています。相手の習熟度を見ながら、少しかみ砕いて話したり、重要なところを繰り返したりと工夫します。リアルタイム配信ならではの良さを最大限活かしたいですね。

チャット投稿が増える魔法の呼びかけがあるそうですね。

毎回お伝えしていることとして、「社会学の法則に2-8の法則」というものがあるんです。講義の8割を理解しているのは受講者の2割、残りの受講者の8割は講義の2割も理解していないというものなんですが、「あなたがわからなければ、他にも必ず同じようにわからない方がいますよ」と伝えると、チャット欄が活性化します。これも参加者さんの心理的ハードルを下げるための工夫です。

今後の展望はありますか?

ウェビナーはあくまで技術の伝達をするという「導入」部分ですので、本来は、施設や病院に出向き、日々実践をしてもらうためのOJTを行うことが当法人の大切な仕事です。コロナ禍が続けば対面でのOJTができませんので、共同主催者として各現場スタッフの方に入っていただき、リアルな事例を参加者に伝える勉強会や、質問会みたいなウェビナーをやってみたいですね。

最後に

これだけ色々な工夫の詰まったウェビナーを、舘村様おひとりで主催されているとのこと。本当に驚きました。一般社団法人TOUCH様は、窒息事故「ゼロ」、誤嚥性肺炎「ゼロ」を目指す施設の味方です。施設を利用される方が、安全安心に口から食事をとって生活参加できることを支援する職員さんの技能向上のお手伝いを行っています。利用者の口から食べる機能と提供する施設サービスの内容を評価して、生活参加を支援するサービスの質の向上の為のスキルアッププログラムを提供しています。ご興味のある方は、ぜひこちらをご覧ください。

ご協力いただきありがとうございました。

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