導入事例

トラブルが発生することを前提に事前準備!全国約3,000店舗の代理店様にご好評いただくウェビナーの中身とは?

ハードウェアと最新のオペレーティングシステムを採用したフォナック オーデオパラダイス

ソノヴァ・ジャパン株式会社様

  • 製造業
  • 商品説明会
  • 101人~300人

聴覚機器及びワイヤレス通信機器の世界的リーディングカンパニーとして躍進を続けるソノヴァ社(1947年創業、グループ本社・スイス連邦ステファ)の日本法人。「フォナック」ブランドを代表とする多彩で革新的な聴覚ケア製品が現在世界100か国以上で愛用されている。包括的な聴覚ケアを提供する世界的なリーディングカンパニーとして、長年補聴器世界シェア1位を誇る。補聴器だけでなく、補聴援助システム・人工内耳や高性能イヤホンの開発など、業界の先駆けとして補聴器業界を常に牽引。“聞こえのバリアを感じない世界”の実現を目指して、世界中の人々の豊かな聞こえをサポートし、Quality of Lifeの向上に貢献しています。

HP: www.phonak.com/jp/ja

コクリポを選んだ理由

複数比較した結果一番簡単に操作ができ、お客様にも迷いなくお使いいただけるツールだったため

導入後の効果

導入前の課題

これまで本格的なウェビナーを配信した経験がなく、限られたコストと少ないノウハウの中で、どうやって配信者と閲覧者の双方にストレスなく実施することができるか。

導入後の効果

移動・準備にかかる工数およびコストの削減。場所や曜日、時間帯に縛られない情報提供が可能となった。

どんなウェビナーを開催されていますか?

全国に約3000店あるフォナック補聴器お取り扱い店舗様(代理店様)に向けて、新製品のご紹介や情報提供のためのウェビナーを実施しています。参加者様は全国にある補聴器販売店様の販売員の方々がメインです。年齢層は20代~70代と幅広く、ご参加地域も全国津々浦々です。

コクリポ導入の決め手を教えてください。

参加者の方が迷わず使えて、操作が簡単な点が一番の決め手です。
コロナ禍で従来の対面セミナーができなくなった当初は、メジャーな海外製ツールを使用したこともありましたが、ツールを使いこなすことや参加者様へのご説明のハードルが高く、毎回苦労をしておりました。代理店様の中にはデジタルツールに慣れていない方も非常に多く、FAXやチラシで告知をすることもあります。できるだけシンプルで、簡単に使えることは最重要ポイントでしたね。5‐6社のツールを比較検討した際、「一番簡単で、導入・運用ともにコストが安い」と感じたのがコクリポでした。

対面セミナーからウェビナーに切り替えたメリットはありましたか?

これまでは補聴器の実物を見ていただきながらご紹介を行っていましたので、実際に触れないという点は、実は大きなデメリットです。ただ、わざわざ会場に行かずに店舗にいながら聞くことができる点や、開催日時を複数回設定することで、代理店様の好きな時間帯や曜日に参加をしていただける点では、柔軟性が生まれて満足度が確実に上がったと思います。

対面セミナーの場合は会場費・機材の輸送費もかかりますし、北海道~沖縄までの当社スタッフの移動費や出張費も莫大です。会場の空き予定に開催日が左右される点も困っていましたね。ウェビナーならではのメリットも多々感じていますので、コロナ禍が収束した後でも、対面セミナーと併用してウェビナーも一つの発信方法として継続使用していく予定です。

どのような体制でウェビナーを運営されていますか?

主に3名~5名ほどで運営しています。カメラやマイクのオンオフや司会など、ウェビナー全体のコントロールを行う担当、チャット担当、参加者として配信品質チェックを行う担当がいます。主催者の使用回線を複数人で共有すると、帯域を食い合って配信品質が落ちますので、最低でも主催者と共同主催者は必ず別回線を使い、トラブル回避をしています。回数を重ねるごとに各担当の役割分担が明確になりますので、今ではスムーズに行えるようになっています。

ご参加者様への当日のサポートは、どのように行っていますか?

入場できない、画質が良くない、などの代理店様側の環境要因に起因するトラブルについては、各代理店様の担当営業がメールや電話で個別にサポートをさせていただいています。

また、万が一主催者側に回線トラブルが生じてしまった際に備えて、事前に録画したデータと、字幕データを用意しています。リスクをできるだけ回避できるよう、録画データのみの動画配信に切り替えることもあります。
事後に「見られなかった」とご連絡をいただいた場合は、録画データをメールでお送りしていますね。お客様にご満足いただけるように、毎回努力と試行錯誤を重ねています。
また、これはコクリポ主催の無料ウェビナーからテクニックを学んだのですが、開始前と直後に、参加者様宛の注意事項をチャットに掲載するようにしています。音声が聞こえない、画像が見えないなどのトラブル時の対応がスムーズに行えるので助かっています。

ウェビナーをうまく行うためのちょっとしたコツはありますか?

細かいことは気にしないことです(笑)毎回100店舗~200店舗の代理店様にご参加いただきますので、皆様の回線環境や視聴環境は本当に様々です。回線、音声、映像のトラブルについてご意見をお寄せいただくことはありますが、ごく一部の方に起きているトラブルをウェビナー中に対応しようと思うと、その他大勢の方にご迷惑をおかけしてしまいます。とにかく決めた日時に配信できていれば合格!!という気持ちで臨むことが大切だと思いますね。リアルタイム配信ですので、全てにおいて完璧を目指すことは現実的に難しいです。トラブルが発生することを前提に事前準備を行っています。

普段配信にお使いの機材を教えてください。

最初は会社PCの内臓マイクでトライしていたのですが、音声のクオリティの重要性に気が付いてからは、胸元につける有線(USB)ピンマイクを使うように変更しました。以前テーブルに置くタイプのマイクを使ったこともあるのですが、人によって音量が変わったり聞き取りにくい音声になったりしてしまい、なかなか品質が安定しませんでした。ピンマイクにしてからは、クリアな音声でお届けできるようになっています。カメラはソニーのフルサイズミラーレス一眼を外部カメラとして認識させ使用しています。一眼のため背景をぼかしたりすることができますし、解像度も高くきれいですので、高品質な画質でお届けができています。

最後に・・・

全国の代理店様に向けた自社製品ご紹介ウェビナーを行う、長年補聴器シェア世界NO.1を誇る同社。製品の情報を1度でしっかりご理解いただくために、様々な工夫をされていることがお伺いできました。リアルタイム配信を特徴とし、主催者側で参加者様全員の回線環境・視聴環境をコントロールできないウェビナーにおいては、「トラブルが起きる前提で準備をする!」という同社の考えが非常に大切だと感じます。
きこえに対して何か課題をお持ちの方、補聴器にご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ同社のHPやブログ・SNSをご覧の上、お近くの店舗にぜひ足をお運びいただければと思います。

URL
フォナックWebページ:www.phonak.com/jp/ja
きこえのブログ by フォナック: www.kikoeblog.jp
公式インスタグラム:instagram.com/phonak_japan/

ページの先頭に戻る
PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com