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ウェビナーツール導入にかかる費用相場は?ウェビナー代行業者の相場はいくら?

 
 

 

ウェビナーが注目されている理由は?

従来のリアルセミナーにはさまざまな問題点がありました。たとえば、会場のレンタル費用や設営の人件費に多くのコストがかかり、開催できる頻度に限りが生じます。また、来客のデータを収集するのが難しいため、改善を図るのも困難でした。

一方、ウェビナーであれば上記の費用は発生しません。リアルな場を必要としないため、会場のレンタルや設営は不要です。また、ITシステム上で開催する特性上、来客の情報をデジタルデータとして効率的に取得できます。こうしたメリットに着眼し、先進的な企業がウェビナーを取り入れてきました。

さらに、2020年初頭から新型コロナウイルスの影響により、非接触型のイベントに対するニーズが急増したことも、ウェビナーの普及に拍車をかけました。今では、多くの企業が従来型のリアルセミナーからウェビナーへ移行しようと努めています。

 
 

ウェビナーの導入にかかる費用はどれくらい?

ウェビナーはリアルセミナーより安価な傾向があります。では、具体的にどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

 

ウェビナーツールを導入する場合:数千~数万円+機材料金

一般的に、ウェビナー(オンラインセミナー)ツールと呼ばれるITシステムを用いて開催します。一口にウェビナーツールと言ってもその製品はさまざまです。無料のものもあれば、高額な費用を要するものもあります。有料ツールの場合は、月額数千円~数万円程度の費用がかかるのが一般的です。利用する人数や扱うデータの容量によっても変わります。

また、ウェビナーツールの他に、機材にも費用がかかります。カメラは最低でも5,000円以上の製品を選びましょう。あまり安価だと性能が低く映像が不鮮明になり、ウェビナーの質を低下させかねません。

マイクは、さまざまな形状のものがあります。ヘッドセットのように着用するタイプのものもあれば、据え置き型で集音範囲に優れた製品もあります。講師の人数や扱いやすさなどを踏まえて決めると良いでしょう。

 

ウェビナーツールの選び方

どのようなウェビナーツールを選ぶべきかは、ウェビナーの開催頻度や目的から判断しましょう。

開催頻度が低い場合は、無料あるいは従量課金制のツールがおすすめです。あるいは、予算内に確実に収めたいのであれば、プリペイド式を選ぶのも良いでしょう。反対に、高頻度で開催するのであれば、月額料金制がおすすめです。定額制であるため、何度開催しても料金は変わりません。

一方、ウェビナーの開催目的が集客のように社外を対象としたものであれば、ある程度費用をかけてでも高品質なツールを使うべきです。通信の安定性やシステムの使いやすさによって、ユーザーの満足度は大きく左右されます。反対に、社員研修のように社内で利用するのであれば、無料あるいは安価なツールでも大きな損失にはつながらないでしょう。

 
 


 
 

 

代行業者へ依頼する場合:5~50万円ほど

ウェビナーは、代行業者へ依頼することもできます。セミナーの規模や撮影時間によって費用が変動します。大まかな相場は以下のとおりです。


・観客0人・30分⇒10万円前後
・観客50人・1時間⇒20万円前後
・観客100人・数時間⇒50万円以上

観客が0人、つまり撮影目的でセミナーを行う場合は、カメラやマイクが少なく済むため安くなります。ウェビナーを目的とするのなら、このタイプのプランを選ぶと良いでしょう。一方、大規模な会場で行われるセミナーを撮影してウェビナーを制作する場合は、高価な機材が数多く必要になるため、費用も高くなります。
ちなみに、上記はウェビナーの動画コンテンツを作るのに要する費用です。会場のレンタルやWeb上での配信には別途費用や手間がかかります。

 
 

ウェビナーの参加費はどう決める?

どれほどウェビナーを安い費用で開催できたとしても、参加費の設定を間違えると損をしかねません。では、参加費はどのように決定すれば良いのでしょうか。

 

セミナーの時間・専門性はどれくらいか

ウェビナーの時間が長いほど、高額な参加費を設定できます。たとえば、1時間では3,000円くらいが相場ですが、半日を費やすのなら1万円以上のウェビナーでも人は集まるでしょう。

また、ウェビナーの専門性によっても費用は変わります。専門的な技術の講習や、専門家を招いてのセミナーであれば高額でも充分な需要を見込めるでしょう。

ちなみに、自社の商品をPRする場合のように、参加費以外から収益を得られる見込みがあるのなら、必ずしも相場どおりの費用を設定する必要はありません。むしろ、安く開催して少しでも多くの参加者を集めた方が良いでしょう。

 

参加者はどのような属性か

価格設定において、どの程度お金を持つ人をペルソナに設定するかは非常に重要な要素です。
たとえば、就職エージェントが大学生を対象として就活支援サービスを紹介したい場合、参加費を高額にすると集客は困難です。無料でも良いので参加者を集め、サービスの販売による売上で利益を得た方が良いでしょう。

一方、富裕層を対象として投資術などを公開するのであれば、高額な参加費を要求しても不満が出ることはあまりないでしょう。むしろ、安く設定するとウェビナーの中身に価値がないと判断され、かえって集客が難しくなります。ペルソナを設定する際に、その所得や生活様式を充分に精査してから参加費を決めましょう。

 

主催者やスピーカーの実績はどれくらいか

主催者である企業が、これまで多くのウェビナーを開いていた場合、その実績が武器となります。経験が多いほど信用が高くなり、参加費を高めに設定しても視聴者を集められるようになるでしょう。

また、ウェビナーの集客力は登壇者の知名度によっても左右されます。短時間のセミナーであっても、それがメディアへの露出も多く実績豊富な人が講師を務めるのであれば、参加費を高額にしても問題ないでしょう。むしろ、著名な講師を招集するのに要する費用を回収できるよう、慎重に参加費を設定しなければなりません。

反対に、知名度のない人が講師を務める場合、他のメリットを提示して集客する必要があります。話す内容に魅力を持たせる他、価格を低めに設定するのも1つの手です。こうして、利益よりも実績作りに重点をおいて開催し続ければ、やがて高い参加費を設定しても集客できるようになるでしょう。

 
 

まとめ

 

ウェビナーの費用相場を知って、導入・開催しよう

・ウェビナーはリアルセミナーと比較し、安い費用で開催できます。

・ウェビナーツールを選ぶ際は、開催頻度や目的に応じて最適な料金プランを考えましょう。

・代行業者へ依頼する際は、規模や時間によって料金が変動する点に気をつけましょう。

・参加費は専門性や開催時間、登壇者の知名度、参加者の属性を踏まえて決める必要があります。慎重に価格を設定し、効果的なオンラインセミナーを開催しましょう。

 

 

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